2022年春摘み。美しい茶葉、優しい香りと自然な甘み
ひとことでいうと「やさしい」。
そして、目立ち過ぎないけれど芯の強さを感じる、ほのかな花のような香り。
癒し効果の高い上質な香りと繊細な味わいです。淹れた茶殻の香りも嗅いでください。そして茶葉も召し上がっていただけます。何層にも楽しめる単一農家、単一品種の煎茶(浅蒸し煎茶)です。一番茶摘み使用。
【ご注意ください】 ☆こちらの商品は単一農家茶につき、数に限りがございます☆
よくある「かなやみどり」とはまったく違った香味を感じるでしょう

「かなやみどり」という品種茶です。
S6にやぶきたを交配して誕生。茶業試験場(現果樹茶研究部門 金谷茶業研究拠点)が1970年に農林登録。
かなやみどりは、よく「甘いミルキーな香り」と形容されることがありますが、 こちらのお茶は、清々しい香り、茶葉本来が持つパワーと純粋で繊細な味わい、 飲んだ後にキュッと喉に残る爽やかな後味は、よくあるかなやみどりとはまったく違った香味を感じるでしょう。
濁りや沈殿のない綺麗な黄色の水色、急須の中で、丁寧によられた葉がゆっくりと開いていく何層にも変わる奥深い味わいをお楽しみください。
冷静に考え事をしたいとき。
穏やかな気持ちになりたいとき。
気持ちを癒したいとき。
気持ちを切り替えたいとき。
ゆったりと味わいたいお茶です。
おいしい淹れ方。ホットでもアイスでも旨い!
まずは、温かいお茶のいれ方

茶葉を大匙1杯いれます(急須は満水で330ccサイズを使用しています)


湯冷ましから急須にお湯をいれます

お湯の量はこれくらい。200ccくらい



冷たいお茶のいれ方


大さじ1.5杯の茶葉を急須にいれます

熱湯を少しいれます

氷をいれてすぐ冷やす!!急冷がポイント!!


氷が溶けてお茶のおいしさがジワジワと。そのまま待ちます。

注げそうになったら、湯呑やグラスに注ぎます。こぼれそうで心配でしたら急須の蓋をしてくださいね。
氷がとけていったら、また注ぎ、ちびちびと美味しいお茶を堪能できます。
ホットとはひと味違う美味しさ!!!
茶殻も食べてみませんか?
お茶を淹れた後の茶殻もおいしいのでぜひ召し上がってみてください。
特に冷たいお茶で使用した場合は、茶殻もシャキシャキ!!野菜のようですよ!!

茶殻にポン酢をかけておひたし風に。

先に茶殻をさっと炒めて水分をとばし、お皿に。
同じフライパンに油をしいて鶏肉をいため、お味噌で味付け、最後に火をとめたフライパンに茶殻を加えて和えています。
(こちらは、友人でもある「食卓のしをり」のレシピを参考にアレンジさせていただいております)
産地からのおはなし。

うしろに見える山のてっぺんが童仙房です。

生産家、柚木喜彦さん。
京都府の最南端の南山城村にある高原台地に童仙房地区はあります。
標高500mの山あいならではの、寒暖差の激しい気候と、この台地の土質の特徴である、水はけの良い真砂土質(まさつち)。
京都の産地の中でも特に個性的なきりっとした清浄な味わいの煎茶は、こうした条件の中製造されています。
最近の煎茶は少し覆いを掛けて色を青くし、渋味を抑えて作られたものが大半なのですが、童仙房地区は被覆をしない、純煎茶を作る農家さんがたくさんおられます。
そんな中でも柚木さんのお茶の特徴といえば、細く、長く揉まれた形状と、素直な香りにあります。
お茶は浅めに蒸して優しく丁寧に揉むことで葉の形を残したまま(葉がちぎれたり、砕けたりしない)の形で仕上がります。
熟練の経験で機械の調整をぴったりに合わせる技術を持っていらっしゃいます。
しっかり揉み込まれたお茶は湯を注しても直ぐには葉が開かない為、二煎三煎と、しっかりと味の移ろいを感じることの出来るお茶になります。
特に三、四煎目に高温で出した時の香りと渋味は他に無い味わい。
―何も足さない、何も引かない―
その土地で育った茶葉の香りをそのままにお茶にするという事を実践されています。
煎茶らしさを追い求めてひたむきにお茶づくりに励んでおられる柚木さんのお茶、たくさんの方に知っていただきたいと思います。
◆商品内容◆
名称:煎茶
原材料:緑茶(京都府)
内容量:40g
賞味期限:製造日より6か月
保存方法:直射日光、高温多湿を避け、移り香りに注意して保存してください
【こちらの商品はお茶専用のアルミ袋でお届けします】
開封後は、茶筒などの保存容器に茶葉を移し替えることをおすすめします。
開封後はお早目にお飲みください。または、袋のクチをしっかりととめて、さらにジップロックなどの袋にいれてほかの食品の移り香りがつかないようにして保存してください。
煎茶の葉は、光・温度・湿気で劣化しますので直射日光、高温多湿を避けてください。
お茶は鮮度が大切です。購入したらすぐに味わってくださいね。