カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ お客様の声 サイトマップ
RSS
TB値上げのお知らせ

おいしい日本茶の3つの条件

おいしいお茶を淹れることは、料理に似ているなと思います。

微調整や感覚で繰り返し、上達していく。

同じ茶葉を使っても、相手にあわせたものが淹れられるようになります。

1、目的にあった茶葉選び

どんな1杯を飲みたいのか?

余り知られていませんが、日本茶の茶葉って本当に種類がたくさんあるのです。

お茶マニアでもない限り、全部知る必要はありません。値段の高いお茶だって、飲む人の好みがあります。最初は手軽に入手できるお茶で試してみて、もっとさわやかな味がいい、とかもっと甘いお茶がいいとか、いろんな味を知ってみること。

「お茶ってこんなもんでしょ」とあきらめないでください。絶対に「おお~っ!私にぴったり」というものが見つかるはず。

参考までに代表的なもので(ほんの一部ですが)・・・・・

煎茶らしい香りがあって甘味や渋みのバランスが良いものなら、宇治茶などの浅蒸し煎茶。緑色で出る、コクのあるお茶が好きなら静岡や鹿児島の深蒸し茶。

うまみを感じる上品な味わいなら八女茶。ごくごく飲めるようなライトな口当たりが好きなら釜炒り茶、など。

2、鮮度

お茶って乾物でしょ~と思われるかもしれませんが、仕上げ茶(製品)になった状態で約4%くらいの水分を含んでいます。日本の緑茶は発酵させないでつくる不発酵茶です。買ったお茶を何か月も寝かせておいたら美味しくなるということは基本的にないと思ってください。

茶葉は、空気や光、湿気、移り香(ほかの臭いが茶葉に吸着してしまうこと)で確実に劣化します。量り売り、紙の袋、ビニールの袋などは本来は避けたいところです・・・・。

販売している茶葉の袋は、光を遮断する特別なフィルムが使われていて、お茶を詰めるときには袋の中の酸素は抜かれて、茶葉の劣化防止がされています。

開封すると空気に触れることになるので、徐々に鮮度がおちていきます。ですから、緑茶が持っているさわやかな緑の香り、繊細な味を楽しむには、袋を開封したら約1か月を目安に飲むことをおすすめします。

3、淹れ方

素材がシンプルなだけに、料理と同じく「どのように素材の良さを活かすか?」が大事になってきます。どんな味わいでいただきたいのか?によって、茶葉の量、お湯の温度、お湯の量、浸出時間は変わってきます。

パッケージに記載してある淹れ方は、あくまでも目安。繰り返し淹れることで、自分の基準が出来上がっていきます。

「ああ~おいしくて幸せ」と満足度を感じる1杯か?そこにつきます。

おいしいお茶の淹れ方については、情報よりも実践が一番早い。日本茶専門家に、美味しい淹れ方のレクチャーを受けて体験してみるのもひとつの近道。

ページトップへ