恵方巻にあわせたい。節分に飲む「福茶」の作り方
節分に飲む「福茶(ふくちゃ)」のおいしい作り方
2月3日は節分です。
文字の通り、「節をわける日」
季節の変わり目です。
翌日は「立春」
現在はお正月が一年のはじまりですが、本来は立春を示していました。
旧暦では、立春を境に新しい年のはじまり。
立春の前日に、よくないことを神社仏閣などで、すべてお祓いしてもらって、新たな年の福を招き寄せようというのが節分のルーツ。
結構大事な日なわけですね。
節分というと、すっかり市民権を得た「恵方巻」がありますが、
日本茶にも節分に飲むお茶なるものがあります。
福茶は豆まきをした後、手元に残った豆を使って作ります。
豆まきは夜に行う行事ですので、豆まきを終えてから夕飯のときに福茶を飲むというのもいいですね。
おいしい福茶のつくり方
材料:
豆まきに使う豆「3粒」
塩こんぶ
梅干し
玄米茶(他のお茶でもOK。私は玄米茶がおすすめ)
ポイントは、
・豆は吉数の3粒
・塩こんぶに塩気があるので梅干しは塩分少なめのもの
・お茶はアツアツ
・少しおいてから飲む
節分に飲む「おいしい福茶」の作り方
1、湯呑に梅干し、節分でまく豆3粒、塩昆布(適量お好み)をいれる
2、急須に玄米茶の茶葉をいれ、熱湯をいれる
3、1の湯呑にアツアツの玄米茶をサッと注ぐ
4、少し待つ(2分くらい)
5、昆布のうまみが湯呑に溶けだしてからいただきます
アツアツのお茶をサッといれる。この場合は、お茶はあまり濃く抽出しないほうがおいしい。
もちろんすぐに飲んでも良いのですが、少しおいたほうが昆布のうまみが出て、ダシ感が美味!!
(昆布が好きな方は、昆布をたっぷりいれてください)
お茶をつぎ足して、2煎、3煎といただけます。
お茶というより、お吸い物のよう。
お茶を飲み終わったら、やわらかくなった昆布、梅干し、福豆もそのまま食べられます。
節分の豆まきの豆って、余っちゃったりしますよね。
福茶にしたり、炊き立てのご飯に混ぜたりしても美味しいですよ。
蒸気でちょうどよい柔らかさになって食べやすいです。
厄を払い、福徳を願う縁起担ぎをしっかりとして、春のはじまりに感謝して過ごしたいですね。
縁起のよい、節分のお茶「福茶」
ぜひ試してみてくださいね♪
動画の練習で、福茶の作り方を動画にもしてみました。
(動画にするほど難しい作り方ではないのですが・・・)
https://www.youtube.com/watch?v=zofia7g74mc